石仮面・・・波紋・・・スタンド！！
〜あらすじ〜
ジョジョことジョナサン・ジョースターは貴族ジョースター家の跡取り息子。立派な英国紳士になるため女子やお年寄りに優しく、真っ直ぐに成長している。平穏な日々の中、同い年の男の子が現れる。ディオ・ブランドーと名乗る彼は親を亡くし、亡き父親のつてでジョースター家に世話になりに来たという。心優しく真っ直ぐな性格のジョジョは親友になれるかもしれない同い年の男の子とこれから一緒に生活出来ることに胸を躍らせるが、その想いは脆くも崩れ去る。ジョースター家へ訪れた初日、ジョジョの目の前でとったディオの行動とは・・・
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ジョジョの奇妙な冒険の登場人物たち
ジョジョ（ジョナサン・ジョースター）
本作の主人公。貴族の生まれで恵まれた環境で真っ直ぐに育てられ、強い正義感と勇気を持った少年。誇り高く、立派な紳士であろうと自分を厳しく律している。家柄も良く高潔な精神を持ち輝かしい将来があったはずだが、ディオと出会ったことで過酷な運命に飲み込まれてゆく。
ディオ（ディオ・ブランドー）
ジョジョのライバル。ジョースター家を乗っ取る画策をしており、ジョジョのことはライバルというよりも自信がのし上がるためには邪魔な存在とし、敵視している。貧民街の出身で、うだつの上がらない父親と暮らしていたがその父親が病死し、天涯孤独の身となり生前の父親が恩を売った相手であるジョージ・ジョースター（ジョジョの父親）を頼り身を寄せる。
ジョジョの奇妙な冒険の見どころ
『ジョジョ』はシリーズもので、第一部から第八部まで続く超・長編漫画です。シリーズそれぞれで主人公が変わりますが、全て略すと「ジョジョ」と発音できる名前になっています（あだ名が全主人公ともジョジョという訳ではない）。すごいのは、これだけの長編漫画ですが、どのシリーズも内容が面白いです。連載の初掲載が1986年で、2020年現在まで続いているって、それだけで驚きものですね。34年間、連載を続けているってことですね。
ジョジョはそれぞれのシリーズの主人公が魅力的なのはもちろんのこと、脇役のキャラクターたちが本当に魅力的です。敵のボスキャラもシリーズごとに違いますがミステリアスで、もう一人の主人公というか裏主人公みたいな存在ですし、敵味方それぞれ出てくる脇役たちの面白さ、カッコ良さは見どころですね。私は個人的に第四部の広瀬康一が好きで、他にも好きな脇役たちはたくさんいるのですが、何故この広瀬康一を挙げたかというと、めちゃめちゃ格好良いヤられ方をするキャラで、そんなキャラはなかなか居ないというか。格好よく勝つとかスカッとやっつける、とかは多々ありますけど、格好良くヤラれるっていうのは珍しいですからね、すごく印象に残っています。
ジョジョの奇妙な冒険といえば『スタンド』！！
それから、ジョジョといえばなんと言っても「スタンド」の存在ですね。
ジョジョをまだ読んでいない人はスタンドって何！？って感じかもしれませんが、スタンドというのは姿は普通の人たちには見えないけれども、スタンドの能力が発現したもの同士だと見ることができる精神の力というか、さらにその精神の力が使う特殊能力であったりします。ジョジョに出てくるキャラクターたちがそのスタンドを使って闘ったり、かけ引きして相手を負かしたりするのですが、このコンセプトってその後の漫画にかなり影響を与えたと思います。幽遊白書とかハンター×ハンターとか（どっちも富樫作品だった）のキャラクターたちが使う特殊能力なんかは、ジョジョのスタンドっていう設定にだいぶ近いのかな、と思います。てか元ネタはジョジョだろう、くらいの。
なので、幽遊白書とかハンター×ハンターが好きな人でまだジョジョを読んだことない人はこの機会に是非ジョジョを読んでみてください。超面白いですから。
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